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【2023年最新】E-E-A-T(旧E-A-T)とは?GoogleのSEO評価基準を理解して対策をしよう!

SEO対策を実施する上でE-E-A-Tの理解は必要不可欠といえます。E-E-A-Tとは、Googleがどのようなページを評価するのか。その評価基準を明文化した、下記、重要要素の頭文字をとった用語となります。

  • Experience(経験)/実体験があるか
  • Expertise(専門性)/精通しているか
  • Authoritativeness(権威性)/権威を有しているか
  • Trust(信頼性)/信頼性がある提供者であるか

本記事ではE-E-A-Tについて、SEOとの関わりと交えて解説してまいります。

E-E-A-Tとは?

E-E-A-Tとは、Googleの検索品質評価ガイドラインでも公開されている下記要素のそれぞれの頭文字をとったWebサイトの評価基準の1つです。

Experience(経験)

・Expertise(専門性)

・Authoritativeness(権威性)

・Trust(信頼性)

3.4 経験、専門知識、権威、信頼(E-E-A-T)

経験、専門知識、権威、信頼(E-E-A-T)は、PQ評価において重要な考慮事項である。最も重要なE-E-A-Tファミリーの中心に位置する最も重要なメンバーは「信頼」である。

引用元:General Guidelines
E-E-A-T図

2022年12月15日にGoogle検索品質評価ガイドラインが更新された際、元々のGoogle検索品質評価ガイドラインでは「E-A-T」の3項目でしたが、新たに「E(経験)」が追加され、現在の新しい評価基準になりました。
この新しいWebサイトの評価基準が「E-E-A-T」です。

下記、それぞれの指標についてSEO対策の考え方となります。

■Experience(経験)について

経験とは、コンテンツ作成者が持つ実務経験や知識を指します。E-E-A-Tの中でも、経験は専門性(Expertise)や権威性(Authoritativeness)に密接に関連しています。経験をアピールすることで、読者に対して信頼性を高めることができます。

経験をアピールする方法としては以下のようなものがあります。

  • 実績や経歴を紹介する
  • 事例やケーススタディを取り上げる
  • 自身の体験談や実践例を共有する
  • 関連資格や研修の受講経験を明記する

Expertise(専門性)について

Webサイトページのコンテンツの作成者が特定のトピックや業界に精通し、専門的な知識や経験・スキルを有しているかどうか。また検索ユーザーにとって価値ある情報が専門的に述べられいるか。が評価されます。

抑えるべきポイントとして下記が該当します。

  • 統一されたテーマ
  • 専門的・特筆的な情報の提供
  • 有識者によるコンテンツ作成
  • 専門情報の網羅性
  • コンテンツ/トピックの提供による問題の解決

例えば、下図のように宮古島の観光をテーマにした【A】と【B】のサイトが合った場合には、Expertise(専門性)がより高いと評価されるのは【A】となります。

Expertise(専門性)イメージ図

Authoritativeness(権威性)

Webサイトやコンテンツの作成者がそのトピック(分野)や業界で多くの人に認められている存在であるか。賞の受賞歴や功績があるか。Webサイトやコンテンツが価値あるコンテンツとして第三者に評価されているか。などが挙げられます。

具体的な要素としては下記が該当します。

  • 社会的認知度や評判は高いか?(メディア・講演会などへの出演)
  • コンテンツが他のサイトやSNSで評価されているか?(被リンク数・いいね!数など)
  • サイト作成者が他サイトなどで紹介・言及はされているか(サイテーション・口コミ)

下図の場合には、Authoritativeness(権威性)がより高いと評価されるのは【A】となります。

Authoritativeness(権威性)

Googleはウェブ上の情報に限らず、オフラインのデータによっても権威性や専門性のレベルの評価をしています。またページ内に著者情報がない場合でも文章の仕様や特徴によって、著者を特定する技術を持っています。著者や運営者の属性情報を自社コンテンツ以外の媒体にも掲載し、検索エンジンに権威性の評価要素をできる限り多く伝えることが重要です。

Trust(信頼性)

Webサイトの運営者やコンテンツの作成者の匿名性が高くなく、信頼おける企業や人物により運営されているか。Webサイトの内容は信頼できるか。Webサイト内のフォーム送信やECサイトなどの決済では、個人情報の保護・安全性も評価基準となります。

具体的な要素としては下記が該当します。

  • 社会的証明が有している
  • 運営者情報・企業情報・利用規約などが開示・記載されている
  • アンケート調査など第三者機関からの評判がある
  • 情報のソース元の提示がされている
  • オリジナルコンテンツであり、コピーコンテンツではない
  • ウェブサイトがSSL化(HTTPS)されている

下図の場合、コンテンツ自体の品質が同程度であったとしても、Trust(信頼性)がより高いと評価されるのは【A】となります。

Trustworthiness(信頼性)イメージ図

E-E-A-Tを意識すべきWebサイトとは

昨今、E-E-A-TはSEO対策において重要視されており、Googleにおける評価基準の重要要素です。

個人の日記のようなブログであれば、E-E-A-Tは意識する必要はありませんが、ビジネスの一環としてWeb集客などWebを通じたマーケティング活動を実施している場合には、E-E-A-Tを理解し、Googleから高品質なサイトと評価される必要があります。

Googleは何よりもユーザーファーストを大事にしています。そして、E-E-A-Tの骨子はユーザーファーストの概念です。

E-E-A-Tの概念に則り、ユーザーにとって有益な情報を提供することでWebサイトの上位表示が期待され、逆にE-E-A-Tの概念をないがしろにしたWebサイトでは、上位表示は難しいでしょう。

いざ実践!はじめてみようE-E-A-T対策:初級6選

SEOにおいてE-E-A-Tは非常に重要です。E-E-A-T対策をしてすぐに効果が得られる訳ではありませんが、早いに越したことはないありません。下記は比較的実施しやすいE-E-A-T対策となります。

1.専門性を意識したサイト作り

Webサイトがどのようなテーマについて書かれているのかを統一し、専門性を持たせましょう。ジャンルについてもできるだけ特化させることが大切です。

例えば、キャンプ用品と美容機器販売をしていたとしても同じドメイン内で2つのカテゴリを共存させるのではなく、キャンプ用品専門サイトと美容機器販売専門サイトとそれぞれ運用し、それぞれのサイトに専門性を持たせ、SEOの評価を高めましょう。

コーポレートサイトとサービスサイトを分けるのも上記の理由に該当します。

2.Webサイトの企業情報、運営者情報/コンテンツの作成者情報の明記

WebサイトのTrust(信頼性)を担保するために、企業情報、運営者情報/コンテンツの作成者情報の明記し、ユーザーに対して信頼性の高い情報を提供するとともに検索エンジンに対しても運営者情報の手がかりとなる情報を提供しましょう。

3.専門的な内容のページ(ブログ)の公開

專門性に特化したコンテンツを作成することはSEO対策の基本となりますが、こちらはE-E-A-T対策にも大いに通じています。

専門的な内容のページ(ブログ)の公開はExpertise(専門性)の評価として効果的であり、特にブログ記事の公開はコーディングなどの複雑な作業も基本的には要しないことから積極的に取り入れるべきです。

ブログ記事作成のポイントとして、文章だけでなく図解を用いることでユーザーが見やすく、理解しやすいコンテンツとなり、検索エンジンからも高品質のサイトとして評価されやすくなります。

4.SNSの積極的な活用

運営サイトの情報や新規公開ページはSNSを活用し、積極的に拡散させましょう。

企業や商品、サービスのブランディング向上となり、サイテーション・口コミの獲得が出来れば、Authoritativeness(権威性)の向上に役立ちます。

メディアから注目されるようになり、言及されることがあれば、さらにそのサイクルは促進されます。

5.最新情報に更新・メンテナンスする

企業情報や年度情報などの過去実績が更新されないままだと放置されているWebサイトと捉えられ、Trust(信頼性)の低下にも繋がります。必ず最新情報に更新をしておきましょう。

また公開済みのページも最新情報の追記や修正などメンテナンスしておくことでTrust(信頼性)を上げることができます。

検索エンジンは鮮度の高い情報を優先にする傾向にあり、ユーザーにとって最新の情報を伝えているページとして評価します。ページの公開日や最終更新日を記載しておくこともユーザーと検索エンジンに対して有効です。

6.経験をアピールするコンテンツの作成・追加

経験をアピールするコンテンツを作成・追加することで、読者に対して自分の専門性や権威性を訴求することができます。

具体的な方法としては以下の通りです。

1. プロフィールページに実績や経歴を掲載する

– 職務経歴や過去の実績を明記することで、読者に自分の経験を伝えることができます。

2. 事例やケーススタディを記事に取り入れる

– 自身が関わったプロジェクトや解決策を紹介することで、実践的な知識をアピールできます。

3. 自分の体験談や実践例をブログやSNSで共有する

– 自身の経験をもとにしたアドバイスやノウハウを発信することで、読者との信頼関係を築くことができます。

4. 関連資格や研修の受講経験を明記する

– 保有している資格や受講した研修を紹介することで、自分の専門知識やスキルをアピールできます。 これらの方法を取り入れることで、経験をアピールし、E-E-A-Tの評価を向上させることができます。

読者にとって有益な情報を提供するだけでなく、自分自身の信頼性や権威性を高めることが重要ですので、積極的に経験をアピールするコンテンツを作成・追加していきましょう。


参考ブログ:YMYLとは?SEO対策における必須ポイントを解説!

まとめ

E-E-A-Tの評価は測定できるものではなく、対策を講じたからといって結果が約束されているものではありません。

E-E-A-Tについて色々と解説をしましたが、何より大切なことはGoogleの考え方を理解し、Webサイトへの評価をどのように行っているかを理解することです。

いかにユーザーやGoogleから信頼されるWebサイトを作っていけるか。丁寧に時間をかけて行いましょう。急がば回れです。

そして忘れてはいけないのがSEO対策やE-E-A-T対策は重要な対策ではありますが、それが目的ではありません。企業の業績をあげるためにはSEO対策を含めた、総括的なWebマーケティングの実施が重要です!

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    監修者情報

    MURAKAMI YUKI
    MURAKAMI YUKIALBA株式会社 代表取締役|最高マーケティング責任者
    デスクワークには、無用な筋肉を携えたALBA株式会社の代表取締役!2022年の*ベストボディジャパン那覇大会では初出場で2位を獲得し、全国大会選手に選出。両国国技館で行われた全国大会へ出場しました!
    (*歌手の西川貴教さんも出場し、一時話題となったフィットネスの大会)
    見た目はナレッジワーカーとは程遠い私ですが、こちらのブログでは正しい Webマーケティング情報をわかりやすく、図説などを用いながら解説、情報発信をしていきます!

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